【授業力向上】1年技術(木材加工)K先生から届いた実践を紹介します。 【単元名】 製作のための技能(木材加工) 【探究のプロセス】 (1)課題設定(2)情報収集(3)整理分析 【学習課題】 目指せ!さしがねマスター 【目標】 正確なけがきの重要性に気付き、けがきの技能を身につけようとすることができる。 【活動内容】 ・10mmの幅の木材を切り出す。 ・10mmの仕上がり寸法線で切断すると実際の木材の大きさは10mm未満になることに気付く。 ・正確な寸法の材料を切り出すには切断するための線まで正確にけがくことに気付く。 ・実際に正確にけがきをする。 【授業の内容】 正確なけがきの重要性に気付かせるために、細かなことは伝えずに木材の切断を行った。実際に切断した木材の寸法を測定すると、10mm未満がほとんどであり、その時点で何人かの生徒は10mmよりも外側を切断すると気づき、それが自然とクラス全体へ伝わっていった。 その後、正確な寸法の材料を切り出すことを押さえ、木材へのけがきを行った。導入部分に時間をかけたことで、1つ1つのけがきを丁寧に行う姿が多くうかがえた。 |
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