授業力向上1年2組美術
本校では、どの子にも「わかる・できる授業」や、新学習指導要領のめざす「主体的・対話的で深い学び」の実現のため、全教職員で研修を行っています。今年度は、研修テーマを「基礎力を身につけ、主体的・対話的に学ぶ生徒の育成」−わかる」、「深い学び」の実現に向けた授業づくりーとし、継続的に授業研究会を行っています。その一環として、教職員がペアになって、授業を参観し合う「授業力向上WEEK」を一年を通して、計画的に実践しています。今年度、第2回目として、9月27日(月)から、1週間行います。初日の1時間目には、1年2組で、美術の授業を担任が行いました。
美術科では、表現や鑑賞の活動を通して、造形的な見方、考え方を働かせ、生活や社会の中の美術や美術文化と豊かに関わる資質・能力を育成することを目標としています。 この授業では、「自画像をじっと見つめて想像して」という題材で、ゴッホの絵を取り上げ、鑑賞の活動を行いました。学習課題である「鑑賞の観点を使って観賞し、物語を考えることができる」ことの達成をめざしました。ゴッホの気持ちを考える鑑賞の観点として、表情や色、背景、その他(ものなど)の4つを使いました。自分の考えをまとめる際には、タブレットのSKY MENUを使い、可視化しやすいように観点を記載する色を指定して行いました。そこでは、「青みがかった色づかいから、悲しんでいる様子を表していると思う」などの意見が出されました。班で話し合い、まとめた意見を、代表生徒がプロジェクターで表示して、学級全体で意見交流しました。 授業者とペアになった教員は、参観・記録し、授業後に授業内容の振り返りを行いました。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
|