シオヤトンボ

学名:Orthetrum japonicum
別名:ムギワラトンボ(メス)
分類:昆虫綱 トンボ目(蜻蛉目)トンボ科
サイズ:5cm前後(成虫)
時期:成虫 春〜秋
絶滅危惧種
☆概要、特徴、生き方など
よく見られるトンボで、水色の体からシオヤという名前が付いています。メスは黄色い体から、別名ムギワラトンボとも呼ばれます。小さな昆虫などを食べます。
☆見分け方
シオヤトンボのメスとオスは、色が全く違うので、簡単に見分けることができます。ただし、未成熟の若いオスは、メスと同じ色をしているので注意が必要です。
☆似た昆虫との見分け方
シオヤトンボは、シオカラトンボとオオシオカラトンボととてもよく似ています。細かい部分としてはいくつか見分けるポイントがありますが、翅の付け根を見ることで、簡単に見分けることができます。シオカラトンボは翅全体が透明ですが、オオシオカラトンボでは後翅の付け根部分が黒褐色の色が付いています。また、シオヤトンボでは、翅の付け根がわずかですが茶色い部分があります。
オオシオカラトンボの翅の付け根の色は分かりやすいですが、シオヤトンボの翅の付け根の色は少し分かりにくいので、シオカラトンボとシオヤトンボを見分ける際は、尾の先端の突起(尾毛)の色(シオカラトンボは白、シオヤトンボは黒)も見ることで、より確実に見分けることができます。