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だれか、わかりますか?

公開日
2026/03/05
更新日
2026/03/05

校長室から

写真の人物、だれか、わかりますか?


ヘレン・ケラーという「聴こえない」「見えない」「話せない」少女の家庭教師となり、生涯支え続けたサリヴァン先生という方です。


サリヴァン先生は、子どもの頃に病気で目がほとんど見えなくなり、家族も亡くして、とても貧しくて苦しい生活を送っていました。でも、あきらめずに勉強して手術を受け、少しだけ目が見えるようになったという苦しさを知っている強さ」をもっていました。


指文字」という魔法

ヘレンに初めて「言葉」を教えたエピソードが有名です。ヘレンの手を冷たい井戸の水にさらしながら、もう片方の手のひらに指でWATER(みず)」と書き続けました。その瞬間、ヘレンは「この冷たい感触には『名前』があるんだ!」と気づき、世界が一気に明るくなったのです。


「あきらめない」という愛

当時のヘレンは、自分の気持ちを伝えられず、暴れて手がつけられない状態でした。でもサリヴァン先生は、ヘレンに叩かれて前歯を折られても、決して逃げませんでした。「この子に世界を教えてあげたい」という強い気持ちで、20歳の時から亡くなるまで、約50年もヘレンを支え続けました。



自分も大変だったからこそ、人の痛みがわかる。そして、あきらめなければ、心と心は必ずつながるんだよ」というメッセージが伝わると素敵ですね。


サリヴァン先生やヘレン・ケラーが目指した平和、それは「世界中の人たちが、今日と同じように明日も笑って過ごせること」です。以下のようなことを考えたそうです。


違うこと」を認め合えること

人にはそれぞれ、違う言葉、違う肌の色、違う考え方があります。サリヴァン先生がヘレンの「見えない・聞こえない」という個性を丸ごと受け入れたように、「自分と違うからといって攻撃しない」のが平和への第一歩


「話し合い」で解決すること

ケンカをしても、叩いたり意地悪したりするんじゃなくて、「どうすればお互い納得できるかな?」と言葉で解決すること。世界中の国同士が、武器を使わずにこれをやるのが「平和」