「とろろ」のようにねばり強く

自立へ向かう第一歩 〜安心できる場所を増やそう〜

「安心できる居場所」と聞いて、まず想像するのは家庭です。家庭で自分は大切にされていると感じた子どもは、外の世界へ一歩踏み出します。うまくいかない時もあるので、その時は家庭を頼りに戻ってきます。そこで自己有用感を高めて、再び踏み出します。自分の新たな居場所を見つけると、少しずつ人間関係力や自己有用感を高めていきます。

「安心できる居場所」とは、自分が安心していられる場所のことを指します。心が落ち着く、自分らしくいられる、受け入れてもらえる場所がそれに該当します。この感覚は、人とのかかわりの中で生まれてくるものです。

居心地が良い場所では自分の素を出しても大丈夫な雰囲気や、自分の存在が認められている感覚、何を言っても嫌われない安心感を感じます。つまり、「居場所」は安心してありのままでいられる場所であるということなのです。安心できる居場所を見つけるためには、以下の段階があります。

1 自分自身を理解する。自分の趣味や興味のあるものを探してみましょう
2 自分を受け入れてくれる仲間を見つける。趣味や興味の合う子は仲間になりやすいです 
3 人々と繋がるコミュニティに積極的に関わる。クラスだけでなく、トロロっ子班、クラブ活動、学校外、様々なコミュニティでいろいろな人と関わってみましょう
4 新しいことにも挑戦してみる。新しく興味のわいたもの、チャレンジしてみたいと思ったものに挑戦し、新たな居場所づくりをしてみましょう。

「なんで学校に行かないといかんの?」勉強だけなら一人でできる子もいるでしょう。他にも考えはあると思いますが、私は『学校は自立へ向かう場所だ』『学校は人と関わる場所だ』と思います。子どもたちが安心できる場所(友達)を探していく場所だと思います。勉強、給食、遊び、学校行事を通して、自分の居場所、自己有用感を高めて、少しずつ人間関係を学んでいく場所。だから、そこから学んでくれるならば、大いに失敗してもいいし、悩んでくれていいと思います。困ったとき、悩んだときは、安心して帰れる場所(家庭)があるのですから。

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