「とろろ」のようにねばり強く

子どもたちの悩みに…

「友だちと比べて、自分には何も得意なことがない」

 こんな言葉をお子さんが親御さんに話しかけてきたら、どんな声をかけられますか?





 わが家でも今は大学生になる息子が小学生の頃に、このようなことを話してきたことがありました。

 ふと、そのことを思い出したので、本校のSCの本多先生にもお話を聴いてみることにしました。すると、本多先生からは「お家の方がどれだけ大切に思っているか、愛しているかを伝えてあげるのが大事だと思いますよ」と助言をいただきました。



 ちなみに、当時、どう話したかというと

 「あなたにはこんないい所があるじゃない?と話す??」

 実際に手先が器用で折り紙でいろいろなものを作れたり、粘り強く決めたことに取り組めたり、食事はなんでもおいしそうに食べたり…とよい部分はあるのですが、彼の求める最適解ではないかも…と考えました。

 そこで、我が家では次のように話してみました。

「お父さんも、お母さんも一人の大人として足りないところばかりで、いろいろ勉強ばかりの毎日なんだよ。だから、自分のいいところと言われても自分じゃわからないよ。他の人に聞いた方が自分のいいところとか、得意なことってわかるかもしれないね。お母さんに聞いてみれば、〇〇のいいところを教えてくれるかもよ」

 事前に母親とも相談しておき、できるだけたくさんの大人で向き合おうと考え、話してみました。これが正しかったかはわかりませんが、この後、しばらくして「お母さんからはなんて言われた?」と聞きながら、自分が思う子どもの良い部分も伝えました。

 「ふ〜ん」と言ってTVを見に行きました。

 本多先生のお話も聞き、大事かなと思うことは、子どもの声に真剣に耳を傾け、悩みの共有者になってあげることかなと思いました。子どもが悩みを訴えてきた時には真剣にその子の声を聴き、『こちらの思いを伝えられるチャンスがきた』と考えるのもよいかもしれませんね。


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